Linux Kernelの脆弱性情報(CVE-2018-16276)


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08/31/2018にLinux Kernelの脆弱性情報(CVE-2018-16276)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


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こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

08/31/2018にLinux Kernelの脆弱性情報(CVE-2018-16276)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



Priority

Moderate

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-16276
    • ローカルユーザによるカーネルクラッシュ又は特権昇格の可能性
    • 重要度 – Moderate
    • 4.17.7以前のLinux Kernelのdrivers/usb/misc/yurex.c中のyurex_read()の境界チェックに問題が見つかりました。ローカルの攻撃者はこれを悪用することで、カーネルをクラッシュさせたり、特権昇格ができる可能性が有ります。
    • この問題の修正は以下になります。
      
      diff --git a/drivers/usb/misc/yurex.c b/drivers/usb/misc/yurex.c
      index 8abb6cbbd98a..3be40eaa1ac9 100644
      --- a/drivers/usb/misc/yurex.c
      +++ b/drivers/usb/misc/yurex.c
      @@ -396,8 +396,7 @@ static ssize_t yurex_read(struct file *file, char __user *buffer, size_t count,
       			  loff_t *ppos)
       {
       	struct usb_yurex *dev;
      -	int retval = 0;
      -	int bytes_read = 0;
      +	int len = 0;
       	char in_buffer[20];
       	unsigned long flags;
       
      @@ -405,26 +404,16 @@ static ssize_t yurex_read(struct file *file, char __user *buffer, size_t count,
       
       	mutex_lock(&dev->io_mutex);
       	if (!dev->interface) {		/* already disconnected */
      -		retval = -ENODEV;
      -		goto exit;
      +		mutex_unlock(&dev->io_mutex);
      +		return -ENODEV;
       	}
       
       	spin_lock_irqsave(&dev->lock, flags);
      -	bytes_read = snprintf(in_buffer, 20, "%lld\n", dev->bbu);
      +	len = snprintf(in_buffer, 20, "%lld\n", dev->bbu);
       	spin_unlock_irqrestore(&dev->lock, flags);
      -
      -	if (*ppos < bytes_read) {
      -		if (copy_to_user(buffer, in_buffer + *ppos, bytes_read - *ppos))
      -			retval = -EFAULT;
      -		else {
      -			retval = bytes_read - *ppos;
      -			*ppos += bytes_read;
      -		}
      -	}
      -
      -exit:
       	mutex_unlock(&dev->io_mutex);
      -	return retval;
      +
      +	return simple_read_from_buffer(buffer, count, ppos, in_buffer, len);
       }
       
       static ssize_t yurex_write(struct file *file, const char __user *user_buffer,
      

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

セキュリティ系連載案内


セミナー情報 1

2018年10月22日から10月25日のCSS(Computer Security Symposium)2018で、「OSSセキュリティ技術ワークショップ(OWS) 2018特別セッション」 と題しまして、OSSセキュリティ技術の会後援で特別セッションを開催します。

https://www.iwsec.org/ows/2018/index.htmlにプログラム内容と一般論文申し込みの詳細を載せていきますので、是非御確認下さい(ページは更新中です)。


セミナー情報 2

2018年09月20日に、「情シス必見!手間なく使えるOffice365向けセキュリティ対策」と題しまして、Office365を含むクラウドセキュリティのセミナーを開催します。

https://sios.secure.force.com/webform/SeminarDetail?id=701100000012QnSAAUにプログラム内容と申し込みページがありますので、是非御確認下さい。

OSSに関するお困りごとは サイオス OSSよろず相談室まで

サイオスOSSよろず相談室 では、OSSを利用する中で発生する問題に対し、長年培ってきた技術力・サポート力をもって企業のOSS活用を強力に支援します。Red Hat Enterprise Linux のほか、CentOS をご利用されている環境でのサポートも提供いたします。

Linux Kernelの脆弱性(CVE-2018-14619)


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08/28/2018にLinux Kernelの脆弱性情報(CVE-2018-14619)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


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Priority

Important

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-14619
    • ローカルユーザによるマシンのクラッシュや特権昇格の可能性
    • 重要度 – Important
    • Linux Kernelのcryptoサブシステムに”null skcipher”が間違った場所にあるという問題から来る脆弱性が見つかりました。これはnull skcipherを使用中にも関わらずfreeにしてしまう可能性が有るというものです。この脆弱性を利用してローカルユーザはマシンをクラッシュさせたり、メモリ競合を起こすことにより特権昇格が出来る可能性が有ります。
    • この問題の修正は以下になります。
      
      diff --git a/crypto/algif_aead.c b/crypto/algif_aead.c
      index aacae0837aff..9d73be28cf01 100644
      --- a/crypto/algif_aead.c
      +++ b/crypto/algif_aead.c
      @@ -487,6 +487,7 @@ static void aead_release(void *private)
       	struct aead_tfm *tfm = private;
       
       	crypto_free_aead(tfm->aead);
      +	crypto_put_default_null_skcipher2();
       	kfree(tfm);
       }
       
      @@ -519,7 +520,6 @@ static void aead_sock_destruct(struct sock *sk)
       	unsigned int ivlen = crypto_aead_ivsize(tfm);
       
       	af_alg_pull_tsgl(sk, ctx->used, NULL, 0);
      -	crypto_put_default_null_skcipher2();
       	sock_kzfree_s(sk, ctx->iv, ivlen);
       	sock_kfree_s(sk, ctx, ctx->len);
       	af_alg_release_parent(sk);
      

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

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セミナー情報 1

2018年10月22日から10月25日のCSS(Computer Security Symposium)2018で、「OSSセキュリティ技術ワークショップ(OWS) 2018特別セッション」 と題しまして、OSSセキュリティ技術の会後援で特別セッションを開催します。

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Linux Kernelの脆弱性(CVE-2018-10938)


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08/27/2018にLinux Kernelの脆弱性情報(CVE-2018-10938)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


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Priority

Moderate

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-10938
    • リモートユーザによるDoSの可能性
    • 重要度 – Moderate
    • 4.0-rc1から4.13-rc4までのLinux Kernelに脆弱性が見つかりました。リモートの攻撃者は細工したネットワークパケットを送ることにより、net/ipv4/cipso_ipv4.cのcipso_v4_optptr()関数で無限ループを発生させて、DoSを引き起こすことができる可能性が有ります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

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2018年10月22日から10月25日のCSS(Computer Security Symposium)2018で、「OSSセキュリティ技術ワークショップ(OWS) 2018特別セッション」 と題しまして、OSSセキュリティ技術の会後援で特別セッションを開催します。

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Linux Kernelの脆弱性情報(CVE-2018-10902)


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08/23/2018にLinux Kernelの脆弱性情報(CVE-2018-10902)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


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08/23/2018にLinux Kernelの脆弱性情報(CVE-2018-10902)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



Priority

Important

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-10902
    • ローカルユーザの権限昇格の可能性
    • 重要度 – Important
    • Linux Kernelでmidiドライバーが同時アクセスから完全に保護されていないことがわかりました。これにより、rawmidi.cファイル中のsnd_rawmidi_ioctl()ハンドラの一部であるsnd_rawmidi_input_params()とsnd_rawmidi_output_status()でdouble realloc(double free)が発生します。悪意のあるローカルユーザは、これを利用して権限を昇格できる可能性が有ります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

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OSSに関するお困りごとは サイオス OSSよろず相談室まで

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複数のTLS実装でのLucky 13攻撃に対しての修正に問題(Amazon s2n, wolfSSL, mbed TLS(CVE-2018-0497), GnuTLS(CVE-2018-10844, CVE-2018-10845, CVE-2018-10846))


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08/16/2018に国際暗号学会(IACR)の論文で”Pseudo Constant Time Implementations of TLS Are Only Pseudo Secure”という内容の論文が公開されました。これによると、複数のTLS実装で、過去のLucky 13攻撃に対しての修正にバグがあり、Lucky 13と同様の手法により平文を回復させることが可能になるという事です。それに伴い、複数のTLS実装で脆弱性情報の公開と修正情報が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


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08/16/2018に国際暗号学会(IACR)の論文で“Pseudo Constant Time Implementations of TLS Are Only Pseudo Secure”という内容の論文が公開されました。これによると、複数のTLS実装で、過去のLucky 13攻撃に対しての修正にバグがあり、Lucky 13と同様の手法により平文を回復させることが可能になるという事です。それに伴い、複数のTLS実装で脆弱性情報の公開と修正情報が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

情報が未だ錯綜していますので、逐次情報は更新していく予定です。


Priority

Medium/Moderate


修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

脆弱性概要(詳細は一次情報源のサイトをご確認ください)


影響する暗号化ライブラリ

以下のライブラリに影響が出るようです。詳細は一次情報源を確認ください。

Amazon s2n, wolfSSL, mbed TLS(CVE-2018-0497), GnuTLS(CVE-2018-10844, CVE-2018-10845, CVE-2018-10846)


主なディストリビューションの対応状況

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


  • Debian

  • Red Hat Enterprise Linux/CentOS

  • Ubuntu

  • SUSE/openSUSE


  • 対処方法

    各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

    また、サービスの再起動が発生する場合には、peacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

    セキュリティ系連載案内


    セミナー情報 1

    2018年10月22日から10月25日のCSS(Computer Security Symposium)2018で、「OSSセキュリティ技術ワークショップ(OWS) 2018特別セッション」 と題しまして、OSSセキュリティ技術の会後援で特別セッションを開催します。

    https://www.iwsec.org/ows/2018/index.htmlにプログラム内容と一般論文申し込みの詳細を載せていきますので、是非御確認下さい(ページは更新中です)。

    OSSに関するお困りごとは サイオス OSSよろず相談室まで

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    Apache Struts2にリモートコード実行(RCE)の脆弱性(S2-057 : CVE-2018-11776)


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    08/22/2018にApache Struts2にリモートコード実行(RCE)の脆弱性(S2-057 : CVE-2018-11776)が報告されてます。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。情報は逐次更新します。
    (08/28/2018 更新:既にPoCコードも出回っていますので早急な対応が必要です)


    こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

    08/22/2018にApache Struts2にリモートコード実行(RCE)の脆弱性(S2-057 : CVE-2018-11776)が報告されてます。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。情報は逐次更新します。

    (08/28/2018 更新:既にPoCコードも出回っていますので早急な対応が必要です)

    (08/28/2018 追記:脆弱性からOGNL形式で実行するには”alwaysSelectFullNamespace”を”True”にしてあげる必要があるようです。)


    Priority

    Critical

    PoC

    struts.xmlファイル内で

    constant name="struts.mapper.alwaysSelectFullNamespace" value="true"

    としてから、actionタグを指定して脆弱な状態にすると、リモートのcurlを用いて

    ~/PoC/Struts_S2-057-CVE-2018-11776$ curl -v 'http://172.16.148.130:8080/struts2_2.5.16-showcase/$%7b4%2b2%7d/help.action'
    *   Trying 172.16.148.130...
    * TCP_NODELAY set
    * Connected to 172.16.148.130 (172.16.148.130) port 8080 (#0)
    > GET /struts2_2.5.16-showcase/$%7b4%2b2%7d/help.action HTTP/1.1
    > Host: 172.16.148.130:8080
    > User-Agent: curl/7.52.1
    > Accept: */*
    > 
    < HTTP/1.1 302 Found
    < Server: Apache-Coyote/1.1
    < Location: /struts2_2.5.16-showcase/6/date.action
    < Content-Language: ja-JP
    < Content-Length: 0
    < Date: Tue, 28 Aug 2018 09:49:29 GMT
    

    のように、${4+2}を計算した値の"6"

    < Location: /struts2_2.5.16-showcase/6/date.action
    

    と表示されます。後は適宜OGNL式を作るとリモートでコードが実行できます。

    修正方法

    Strutsを最新のものに更新して下さい。多くのディストリビューションはstrutsパッケージを用意していません。そのため、一般的な情報と照らし合わせて、導入したベンダー・担当などと適切に確認してください。

    CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

    • S2-057 (CVE-2018-11776)
      • リモートでのコード実行(RCE)の脆弱性

        重要度 - Critical

        影響範囲 : Struts 2.3 - 2.3.34 / Struts 2.5 - Struts 2.5.16

        修正バージョン : Struts 2.3 - 2.3.34 / Struts 2.5 - Struts 2.5.16

        ネームスペースが無い結果を用いると同時に、上位アクションにもネームスペースが無い/またはワイルドカードを用いている時に、リモートでのコード実行(RCE)を引き起こす可能性がある脆弱性があります。


    主なディストリビューションの情報


    対処方法

    各情報を入手して検討し、適切にアップデートを行ってください。

    [参考]

    https://cwiki.apache.org/confluence/display/WW/S2-057


    セミナー情報 1

    2018年10月22日から10月25日のCSS(Computer Security Symposium)2018で、「OSSセキュリティ技術ワークショップ(OWS) 2018特別セッション」 と題しまして、OSSセキュリティ技術の会後援で特別セッションを開催します。

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    OpenSSHの脆弱性情報(CVE-2018-15473 , CVE-2018-15919)


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    08/14/2018にOpenSSHの脆弱性情報(CVE-2018-15473)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。(08/29追記: 別の要因から来る同様の脆弱性(CVE-2018-15919)も出ていますので追加しました。)


    こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

    08/14/2018にOpenSSHの脆弱性情報(CVE-2018-15473)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

    (08/29追記: 別の要因から来る同様の脆弱性(CVE-2018-15919)も出ていますので追加しました。)



    Priority

    Low

    修正方法

    各ディストリビューションの情報を確認してください。

    CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

    • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-15473
      • リモートからのユーザ名列挙(Username Enumeration)の可能性

        重要度 – Low

        OpenSSHでSSHユーザのユーザ名列挙(SSH Username Enumeration)の脆弱性が見つかりました。ユーザ名が存在しない/存在していても/etc/ssh/sshd_configの設定で明示的にSSHを弾いているユーザの場合(/etc/passwdでnologinやfalseを指定しているものという意味ではないです)には、SSH接続へのレスポンスとしてSSH2_MSG_USERAUTH_FAILUREを送るため、これを利用してどんな(SSH可能な)ユーザ名が存在するかを列挙することが出来ます。

    • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-15919
      • リモートからのユーザ名列挙(Username Enumeration)の可能性

        重要度 – Low

        OpenSSHでSSHユーザのユーザ名列挙(SSH Username Enumeration)の脆弱性が見つかりました。auth-gss2.cに問題が有り、GSSを使っている場合には、どんな(SSH可能な)ユーザ名が存在するかを列挙することが出来ます。

    脆弱性の確認(CVE-2018-15473)

    既にCVE-2018-15473のExploitコードが出ています。Ubuntu 16.04で確認した所

    
    - localhost: 攻撃マシン
    - 172.16.148.128: 攻撃対象OpenSSHサーバ(VMWareのリモート)。
    
    sios@localhost:~/PoC/OpenSSH_User$ ./ssh-check-username.py 172.16.148.128 root
    [+] Valid username
    sios@localhost:~/PoC/OpenSSH_User$ ./ssh-check-username.py 172.16.148.128 noexistuser 
    [*] Invalid username
    sios@localhost:~/PoC/OpenSSH_User$ ./ssh-check-username.py 172.16.148.128 existuser
    [+] Valid username
    

    のように、リモートからユーザが存在するか否かがわかります。



    対処方法

    各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

    また、サービスの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

    セキュリティ系連載案内


    セミナー情報 1

    2018年10月22日から10月25日のCSS(Computer Security Symposium)2018で、「OSSセキュリティ技術ワークショップ(OWS) 2018特別セッション」 と題しまして、OSSセキュリティ技術の会後援で特別セッションを開催します。

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    HW由来の脆弱性 (L1 Terminal Fault (L1TF) / Foreshadow: CVE-2018-3615, CVE-2018-3620, CVE-2018-3646)


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    08/14/2018にIntelから Q3 2018 Speculative Execution Side Channel Update (L1 Terminal Fault (L1TF) / Foreshadow)が公開されました。これには、CVE-2018-3615 – L1 Terminal Fault: SGX , CVE-2018-3620 – L1 Terminal Fault: OS/SMM , CVE-2018-3646 – L1 Terminal Fault: VMM が含まれており、Intel CPUを使っている全てのOSに波及する問題です。


    こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

    08/14/2018にIntelから Q3 2018 Speculative Execution Side Channel Update (L1 Terminal Fault (L1TF) / Foreshadow)が公開されました。これには、CVE-2018-3615 – L1 Terminal Fault: SGX , CVE-2018-3620 – L1 Terminal Fault: OS/SMM , CVE-2018-3646 – L1 Terminal Fault: VMM が含まれており、Intel CPUを使っている全てのOSに波及する問題です。

    情報が未だ錯綜していますので、逐次情報は更新していく予定です。

    08/15/2018 15:30 関連情報・ニュースを更新しました。また、別名の「Foreshadow」を加えました。

    08/15/2018 15:30 一次情報源(研究者のペーパ(PDF))の情報を加えました。

    08/15/2018 15:30 Amazon Linux, Oracle Linux, FreeBSDの情報を加えました。

    08/15/2018 18:30 SUSE, Ubuntu, Xenの情報を加えました。

    08/16/2018 05:30 OpenBSD, VMWareの情報を加えました。



    Priority

    • CVE-2018-3615 – L1 Terminal Fault: SGX

      CVSS Severity (version 3.0):

      CVSS v3 Base Score: 7.9 High

      Vector: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:L/A:N

    • CVE-2018-3620 – L1 Terminal Fault: OS/SMM

      CVSS Severity (version 3.0):

      CVSS v3 Base Score: 7.1 High

      Vector: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:N/A:N

    • CVE-2018-3646 – L1 Terminal Fault: VMM

      CVSS Severity (version 3.0):

      CVSS v3 Base Score: 7.1 High

      Vector: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:N/A:N

    各種資料・リンク

    Red HatによるYoutube動画での簡単な説明

    論文:L1 Terminal Fault – SGX (CVE-2018-3615: Foreshadow) PDF

    論文:L1 Terminal Fault – OS/SMM (CVE-2018-3620) , L1 Terminal Fault – VMM (CVE-2018-3646): Foreshadow-NG PDF

    Intel CPUの「SGX」機能に新たな脆弱性、仮想マシンなどにも影響

    OS・ディストリビューション・SW提供情報


    修正方法

    各ディストリビューションの情報を確認してください。

    CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • Q3 2018 Speculative Execution Side Channel Update (L1 Terminal Fault)
    • CVE-2018-3615 – L1 Terminal Fault: SGX

      L1データキャッシュからの情報漏えいの可能性

      重要度 – Important

      投機的な実行とIntelソフトウェア保護機能(Intel SGX)を行っているマイクロプロセッサは、ローカルのユーザがサイドチャネル攻撃を行い、認証されずにL1データキャッシュに飛び飛びに残っている情報を開示してしまう脆弱性を持っています。

    • CVE-2018-3620 – L1 Terminal Fault: OS/SMM

      L1データキャッシュからの情報漏えいの可能性

      重要度 – Important

      投機的な実行とアドレス変換を行っているマイクロプロセッサは、ローカルのユーザがターミナルページフォルトを通してサイドチャネル攻撃を行い、認証されずにL1データキャッシュに残っている情報を開示してしまう脆弱性を持っています。

    • CVE-2018-3646 – L1 Terminal Fault: VMM

      ゲストOSからのL1データキャッシュからの情報漏えいの可能性

      重要度 – Important

      投機的な実行とアドレス変換を行っているマイクロプロセッサは、ローカルのユーザがゲストOSの特権でターミナルページフォルトを通してサイドチャネル攻撃を行い、認証されずにL1データキャッシュに残っている情報を開示してしまう脆弱性を持っています。


  • 主なディストリビューションの対応状況

    詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください



    [参考]

    Q3 2018 Speculative Execution Side Channel Update (L1 Terminal Fault)

    (わかりやすいまとめ) L1TF – L1 Terminal Fault Attack – CVE-2018-3620 & CVE-2018-3646

    論文:L1 Terminal Fault – SGX (CVE-2018-3615: Foreshadow) PDF

    論文:L1 Terminal Fault – OS/SMM (CVE-2018-3620) , L1 Terminal Fault – VMM (CVE-2018-3646): Foreshadow-NG PDF

    セキュリティ系連載案内


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    https://www.iwsec.org/ows/2018/index.htmlにプログラム内容と一般論文申し込みの詳細を載せていきますので、是非御確認下さい(ページは更新中です)。

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