複数のTCPサービス実装の脆弱性情報(Linux: (SegmentSmack : CVE-2018-5390) , FreeBSD: CVE-2018-6922 )


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08/06/2018に複数のTCPサービス実装の脆弱性情報(Linux: (SegmentSmack : CVE-2018-5390) , FreeBSD: CVE-2018-6922 )が公開されています。今回はこれらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


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こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

08/06/2018に複数のTCPサービス実装の脆弱性情報(Linux: (SegmentSmack : CVE-2018-5390) , FreeBSD: CVE-2018-6922 )が公開されています。今回はこれらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

08/09/2018: FreeBSD: CVE-2018-6922 の情報を追加しました。

08/09/2018: Certの情報を追加しました。



関連情報

Cert情報


Priority

Important

CVSS Severity (version 3.0):

  • CVSS v3 Base Score: 7.1 High
  • Vector: CVSS:3.0/AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:C

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-5390
    • リモートからのDoSの可能性
    • 重要度 – Important
    • 4.9以上のLinux Kernelで全てのincomingパケットに対して tcp_prune_ofo_queue()とtcp_collapse_ofo_queue()が非常に高価な呼び出しをすることがあります。攻撃者は処理中のTCPセッション内で、特別に細工されたパケットを送信することにより、DoSを引き起こすことが可能です。DoS状態を保つには、到達可能なオープンのポートを使った双方向のTCPセッションが必要です。そのため、この攻撃は偽装されたIPアドレスを用いて行うことは出来ません。
  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-6922
    • リモートからのDoSの可能性
    • 重要度 – Important
    • FreeBSD (11, 11.1, 11.2, 10, and 10.4)では、TCPデータ構造がデータを再構築する際に非効率なアルゴリズムを使用していました。そのため、攻撃者はリモートから特別に細工されたパケットを送ることで、DoSを引き起こすことが可能です。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

セキュリティ系連載案内


セミナー情報 1

2018年10月22日から10月25日のCSS(Computer Security Symposium)2018で、「OSSセキュリティ技術ワークショップ(OWS) 2018特別セッション」 と題しまして、OSSセキュリティ技術の会後援で特別セッションを開催します。

https://www.iwsec.org/ows/2018/index.htmlにプログラム内容と一般論文申し込みの詳細を載せていきますので、是非御確認下さい(ページは更新中です)。